幼い頃の僕には
父の背中は大きすぎて
届かない夢のようで
ただ見上げるしかなかった
「こうあるべきだ」と語る声
胸の奥で重く響く
反発して背を向けても
その影を追ってしまう
超えられない壁だとしても
越えるために僕は生まれた
誇りと葛藤を抱きしめて
未来は僕たちがつくるんだ
母はそっと微笑んで
僕の手を優しく握る
「お父さんも迷いながら
あなただけを見ていたのよ」
ぶつかり合う言葉の中で
同じ願い気付けずにいた
「自分を越えていけ」と祈る声
今なら分かる気がする
譲れない想いの先には
繋がる道があると信じて
世代を超えたその光を
僕たちは灯していくんだ
父の足跡を辿るたび
遠く見えるはずの未来が
少しずつ僕の中で
形を変え始めている
超えられない壁はないんだ
越えることが僕らの使命だ
誇りと涙のその先に
新しい世界を築いていく
いつか僕も父になる日が来て
同じように迷うだろう
でも君に伝えたいんだ
「越えていけ、そして進め」
https://suno.com/song/7da8df5c-7d11-456a-bfaf-ef571a818899
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