snowbambi

すべての声が正義を叫ぶ誰もが自分の旗を掲げその輝きは、時に目を刺し他者の旗を闇に閉ざすSNSの波に乗せられて響く声は、盾となり分かり合うすべは失われ分断は静かに深まっていく絶対はどこにもないかもしれないけれど、どこかにきっとある誰もが見つめ...

夜明けの空を裂いた光その先にあった影と命神の力を手にした者たち喜びと恐れ　抱きしめた科学の名で開かれた扉その先に何があったのか泣き崩れるその姿が罪の重さを物語る「ごめんなさい」と何度も繰り返し涙が大地を染めてゆく後悔の中で揺れる魂正しさはど...

森はざわめき、命が踊る静かな朝、銃を肩に背負い大地を守るための役目を背負い引き金に触れるたび心は軋む鹿の瞳に映る、僕の姿その奥に宿るのは何の思いだろう？命を奪い、命を守る矛盾に心は沈んでゆく共に生きる道を探したい森も人も分かち合える未来涙と...

静寂に包まれた部屋の中彼女は永遠の眠りに漂う夢の中で気づいている、それが夢だとだけどその感覚は次第に薄れていく胡蝶の羽ばたきが心をくすぐる「夢か現か」と問い続ける声だけど一つの真実に触れる「考える私」がここにいるたとえ夢の中でも私がいるこの...

静けさの中で目を閉じれば浮かび上がる「私」という不確かさこの瞬間を感じるクオリアそれはどこから生まれたのだろう触れられないのに確かにあるこの意識はどこへ行くのだろう肉体を越え、広がる世界に答えを探し続けているクオリアが燃えるこの胸の奥で「私...

あなたに問いかけても返ってくるのはうわのそらその笑顔の裏側に「心」はあるの？ 教えてよ瞳の奥に映る私何かを見てるようで何も見てない抱きしめる腕の温もりはリアルなのに遠すぎるあなたは哲学的ゾンビ動いているけど生きてない喜怒哀楽の仮面をかぶり本...

傷ついた肉体の悲鳴が響く沈みゆく船のように私を飲み込む闇選択の時は来た命を灯し続けるための、鋭い岐路金属と回路が私を支える血肉に代わる冷たい響きそれでも命は燃え続ける航海を止めることはできないから鏡に映る「私」は問いかける「この姿に、まだ私...

記憶の彼方から響く声 遠い王国の夢の中私は王女、黄金の宮殿で 虎の影が命を奪った揺れる炎、消えた希望 その時から始まる旅路命は続き、形を変えて この胸に蘇るどこから来たのか わからないけど どこに向かうのか 知りたくて輪廻の海を泳ぎながら ...

赤い空の下で傷ついた大地 歴史の影が問いかける、終わりなき問いを 誰かが叫び、誰かが涙を流し その手の中で握りしめた未来が崩れる カントの声が風に溶け、 ヘーゲルの夢が夜に消え 人々は問い続ける、「自由」とは何かを 対話の光を求めて彷徨う魂...