デカルトとオートマタ

expression

波に攫われた 小さな手
触れれば冷たい 機械の肌
デカルトの愛は 歯車に宿り
沈んだ瞳に 命を映す

幼き娘は 風に消え
残された父の 嘆きの影
「Cogito, ergo sum」 それでもなお
想いは形に 宿るのか

嵐の夜に 叫ぶ海
恐れを抱いた 船乗りたち
人形ひとつを 罪と呼び
黒い波間に 葬った

やがて静まる 怒れる波
けれども父の 胸の嵐
フランシーヌよ 君はどこへ
哲学者の涙は 誰も知らず

真か幻か 歴史の霧
それでも残る 愛の軌跡
ただの機械か 魂か
誰が測れる 哀しみを

https://suno.com/song/7277a9bf-f6fd-4846-ad25-f63d15ceb08d

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