傷ついた肉体の悲鳴が響く
沈みゆく船のように私を飲み込む闇
選択の時は来た
命を灯し続けるための、鋭い岐路
金属と回路が私を支える
血肉に代わる冷たい響き
それでも命は燃え続ける
航海を止めることはできないから
鏡に映る「私」は問いかける
「この姿に、まだ私の面影はあるか?」
かつての「私」をすべて失った今
私は誰で、何を抱きしめるべきか?
テセウスの船が揺れる
一つずつ木材が入れ替わるたびに
「これはまだ同じ船なのか?」
それでも風は帆を満たし、航路は続く
たとえ形が変わろうとも
この意識が輝く限り
私は私であり続ける
そして進む、命の海原へ
新しい船の甲板に立ち
過去に別れを告げる
どれほど変わろうとも、この魂だけは
変わらずに私を名乗るだろう
テセウスの船、それが私
新たな体とともに
航海を続ける
果てなき人生という海原を
https://suno.com/song/514c4e81-c846-473e-b174-e4056aa45dc3
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