見上げる空は蒼くとも
その下で叫ぶ嵐の声がある
温暖化か、氷河期か
真実を問う声は届かない
火と氷の論争は
果てしなく続く迷路のよう
熱い怒りと冷たい無関心
交わることなく絡み合う
風は言葉を運び
雨は問いかける
「この痛みは誰の仕業?」と
しかし答えはすれ違う
砂漠は広がり、氷は溶ける
生き物たちは消えゆき、声を失う
それでも人々は鏡を見ず
隣を指差し続ける
何がおかしいのか
その問いすら忘れた頃
大地は答えを示すだろう
燃える海、沈む都市の形で
この星の最後の歌は
人の詩ではないかもしれない
だが、残された命たちにとって
それが始まりとなるだろうか?
今、耳を澄ませば聞こえる
揺らぐ星の声が問いかける
「選ぶのは、君たち自身だ」
https://suno.com/song/45f0814b-a3bc-4afa-ba17-108a5c65b012
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